関数名によく使う名前と英単語1

よく使われる関数の英単語を備忘録としてまとめてました。
どのプロジェクトでもよく使うと思います。
今回は全てスネークケースで書いています。プログラミング言語の仕様やプロジェクトの方針に合った書き方に合わせてもらえると幸いです。

値を作成するときによく使う

Python
create  # 新しい値やオブジェクトを作成する

generate  # アルゴリズムやロジックを使って値を生成する

build  # 複数の要素を組み合わせて新しい値を作成する

initialize  # 初期状態の値やオブジェクトを作成する

construct  # 構造を持つデータやオブジェクトを作成する

make  # 汎用的に新しい値やオブジェクトを作成する

compose  # 複数の部分から一つの値を作り上げる

assign  # 変数やメモリに新しい値を割り当てる

instantiate  # クラスからインスタンス(オブジェクト)を生成する

produce  # プロセスや計算から値を生み出す

compile  # データや構成要素を集めて最終的な値を作成する

値を取得するときによく使う

Python
get  # 値を取得する

fetch  # 外部のデータやリソースから値を取得する

retrieve  # データベースやストレージから値を取り出す

find  # 検索して特定の値を見つける

load  # ファイルやストレージからデータを読み込む

access  # 特定のデータやリソースにアクセスして値を取得する

extract  # データから特定の情報を抽出する

read  # ファイルやストリームからデータを読み取る

lookup  # データセットやコレクション内で値を検索する

select  # 条件に基づいてデータや値を選択して取得する

query  # データベースやAPIに問い合わせてデータを取得する

scan  # データ全体をスキャンして値を取得する

pull  # サーバーやリモートソースからデータを取得する

receive  # 通信プロトコルなどでデータを受信して取得する

access_value  # オブジェクトやデータ構造から値にアクセスして取得する

値の更新するときによく使う

Python
update  # 既存の値やデータを新しい情報で更新する

modify  # 値やオブジェクトを部分的に変更する

replace  # 古い値やデータを新しいものに置き換える

refresh  # 値や状態を最新のものに更新する

adjust  # 値を少し修正して最適化する

patch  # 値やデータに対して小さな修正や改善を加える

merge  # 複数のデータセットを結合して更新する

renew  # 古くなったデータや状態を再度有効にする

値の削除するときによく使う

Python
delete  # 特定の値やデータを削除する

remove  # リストやコレクションから特定の要素を取り除く

clear  # コレクションやデータ構造内のすべての要素を削除する

discard  # 条件を満たさない要素を削除する(存在しなくてもエラーにならない)

pop  # リストやスタックの最後の要素を取り出して削除する

purge  # 古いデータや不要なデータを一括削除する

erase  # メモリやデータストレージからデータを完全に消去する

unset  # 変数やプロパティの値を削除して初期状態に戻す

trim  # 文字列やデータの先頭や末尾の不要な部分を削除する

drop  # データベースやコレクションから項目やテーブルを削除する

revoke  # アクセス権や許可を取り消すことでデータを無効化する

invalidate  # キャッシュやセッションを無効化して削除する

nullify  # 値を無効(null)にして削除する

destroy  # オブジェクトやリソースを完全に破壊して削除する

deallocate  # メモリを解放し、確保されたリソースを削除する

値を検索するときに使う

Python
find  # コレクションやデータ内で特定の値を見つける

search  # 条件に基づいてデータやリストから値を検索する

lookup  # 辞書やテーブルからキーに基づいて値を検索する

scan  # データ全体をスキャンして一致する値を見つける

match  # 正規表現やパターンに基づいて値を検索する

filter  # 条件に一致する要素だけを抽出する

locate  # 特定の値や要素の位置を検索する

index_of  # 配列やリストの中で特定の要素のインデックスを取得する

detect  # 特定の条件を満たす値を見つける

identify  # 特定の特徴を持つ値を特定する

traverse  # データ構造を走査して値を検索する

grep  # テキスト内で特定のパターンを検索する(UNIXコマンド由来)

select  # 条件に基づいてデータを選択し検索結果を返す

配列操作でよく使う

Python
add  # リストに要素を追加する

append  # リストの末尾に要素を追加する

insert  # リストの特定の位置に要素を挿入する

remove  # リストから特定の要素を削除する

pop  # リストの末尾または指定された位置の要素を取り出して削除する

push  # スタックやリストに要素を追加する(リストに限らず使われることもある)

clear  # リストのすべての要素を削除して空にする

find  # リスト内の特定の要素を検索する

search  # 条件に合う要素をリストから検索する

contains  # リストに特定の要素が含まれているか確認する

index  # 要素がリスト内で最初に出現する位置を返す

count  # リスト内の特定の要素の出現回数を数える

length  # リスト内の要素の数を取得する

size  # リストのサイズを取得する

is_empty  # リストが空かどうかを判定する

sort  # リスト内の要素を昇順または降順に並べ替える

reverse  # リスト内の要素の順番を逆にする

slice  # リストの一部を切り取って新しいリストを作成する

split  # リストを特定の条件で分割する

join  # リストの要素を結合して文字列を作成する

filter  # 条件に合う要素のみを含むリストを作成する

map  # リストの各要素に対して特定の操作を行い、新しいリストを作成する

reduce  # リストの要素を集約して1つの結果を得る

merge  # 複数のリストを結合する

clone  # リストをコピーして複製を作成する

copy  # リストの内容を別のリストにコピーする

extend  # リストに別のリストの要素を追加する

flatten  # ネストされたリストを1次元のリストに変換する

shuffle  # リスト内の要素をランダムに並べ替える

swap  # リスト内の2つの要素の位置を入れ替える

zip  # 複数のリストを結合し、対応する要素をペアにして新しいリストを作成する

unzip  # zipされたリストを元のリストに分解する

真偽値の判定(関数のリファクタリングでよく使う)

Python
is_true  # オブジェクトや値が特定の条件を満たすかを判定する

is_empty  # リストやコレクションが空かどうかを判定する

is_null  # 値が null かどうかを判定する

is_not_null  # 値が null でないかどうかを判定する

equals  # 2つの値が等しいかを判定する

not_equals  # 2つの値が等しくないかを判定する

contains  # コレクションや文字列が特定の要素を含んでいるかを判定する

has  # オブジェクトやコレクションが特定のプロパティや要素を持っているかを判定する

exists  # オブジェクトや値が存在するかどうかを判定する

if_statement  # 条件が true かどうかで処理を分岐する

switch_case  # 値に基づいて複数のケースを評価する

validate  # 入力値やデータが有効かどうかを検証する

check  # 条件や状態を確認する

match_pattern  # 正規表現やパターンに基づいて文字列が一致するかを判定する

can_do  # ある操作が可能かどうかを確認する(許可や権限のチェック)

まとめ

関数名の名前を短く理解しやすくするのは基本ですが、実際他の人が見たら理解しづらいことはよくありますよね。アプリケーション特有のロジックなどはさらにわかりづらいと思います。できるだけ一般的な単語を使うことが重要であると考えます。

ところが簡単な単語ばかりだと名前が被ってしまいかえってわかりづらいこともあります。

関数の処理を端的に説明できる名前は何が最適なのかが悩ましいです。しかしそれもプログラミングの楽しさだと思っています。

新しく思いついたら似たような記事を作成していきたいと思います。

以上、お疲れ様でした。

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